それぞれの思惑は置いといて、素直に喜べばいいんじゃないかなあ。
2004年5月22日北朝鮮での拉致被害者の子供の帰国の話である。僕は前途多難な十台(もうすぐ二十台)だからいろいろ考えてしまうのは悪いことではないと思うし、かといって何様のつもりでもない。とは言え、自分の考えなのだから主観が入るのは仕方がないと思う。もちろん、論理的に話すこともできるのだが、何しろ明日は模試で時間がないためどんどん自分の思ってきたことを話していきたいと思う。
確かに事前にお膳立てはできていたのだろう。確かに小泉総理が行かなくて別の人が行ったとしても同じ結果だったであろう。そう、間違いなく小泉総理の頭には自民党のことを考えて参議院選のことがあったに違いない。で、それがどうであれ別にいいじゃないと言うのが僕の感想である。日本として極めて重要な拉致事件が前進する出来事なのだ。日本の首脳が迎えに行って帰ってくることには筋が立っている。総理の思惑がどうであれだ。それに小泉総理だって子がある父親だ。拉致被害者の心境を思っての勇気ある行動だと思っても見たい(あくまで見たいであって現実には違うのかもしれないが)。
しかし、今回の行動は最低の成果であって小泉総理のしてきたことは子供の使いだと言った人がいる。この言葉を聞いて信じられないこと言うなあと思って耳を疑った。なるほど、確かに新たな拉致可能性者の十人の新しい情報を得ることはできなかったかもしれない。曽我さんの家族は戻ってこれなかったかもしれない。でもだ、でもこれは一気に解決するには大きすぎる問題なのではないのだろうか。まず前者の話だが今回は総理はその話を持ち込めなかった。総理も当然馬鹿なはずがなく話をする機会を伺っていたに違いない。しかし、そこを曽我さんの家族を説得してみませんかといわれたら拒めるはずがないのである。なぜって?もしそこを強行してそれは後にして十人のことについて話したいと総理が言ったとする。すると相手はこう言うかもしれない。あなたはあれほど拉致被害者の家族を返して欲しいし、我々はそうしなければならないと言ったのにそんなありもしない話で我々の好意を無にするのか。そんな信用できないような人にはうちの民を渡すわけにはいかない!!っと話がおじゃんになる可能性があったはずである。で、あるから今回はしょうがないのであると僕は思う。しかも、向こうは合同捜査することを認めているのであるが、日本のほうが信用できなくて認めていないのである。もちろん信用できないことなのだが、そう切り出されていては話をうまい方向に持っていくことは難しいだろう。北朝鮮の外交手腕が少し勝っていたのである。(現時点では・・)
まずは、日本サイドの足並みを揃えることが重要であろうと思う。
後者だが、これは曽我さんの夫が問題である。脱走罪、反逆罪などの罪がある曽我さんの夫であるジェンキンス氏を小泉総理は全面的にサポートすると説得時に言ったそうだが、それは彼が無実の場合に限ることだと僕は思う。もし、本当に彼が自ら進んで亡命したのだとすると、日本政府は何の口出しもアメリカ政府に言うことはできないであろう。もしそれをするとしたら、おかしな話であることは明らかである。整理するとアメリカの重犯罪者が日本の可哀想な被害者の夫だから情状酌量して欲しい、そう言っているのである。めちゃくちゃな話である。というか、無理に決まっている。法が一個人のために曲げてしまったら社会秩序を壊してしまうのだから・・。曽我さんには悪いが今回はしょうがない事だと思う。北京で会う約束をしただけでも大きな成果である。(そのときアメリカが何もしないとは思えないが・・)
といってもこれは彼が犯罪者の場合である。彼が無実の可能性があるのは例の置き手紙が偽物の可能性があることからも明らかである。ロバートとしか言われていない人が別の呼称で署名することもおかしく、その意味で彼は無理やり連れて行かれた可能性はあるだろう。それにアメリカにうんざりしていて亡命しようと思ったとしてそれが北朝鮮と言うのもおかしな話である。よって彼が無罪の可能性は大いにあると個人的にはある。では、彼が総理の前で自分は無実なんですとなぜ言わなかったのであろうかといわれたらこれまた当然のことである。というのは、話はほぼ間違いなく盗聴されていただろうし、そこで自分が北朝鮮に不利になる話をしたら自分ばかりではなく子供に危険が及ぶ。もしかしたら、そんなことを言ったら外交的にお前ら家族は帰すが、お前の発言のせいでまだ残っている日本が未確認の拉致被害者を殺すぞと脅されていたかもしれない。自分の行為で他人を巻き込むことはできないと思うのが人の情の常であるから今回は仕方がないと思う。
アメリカ政府はジェんキンス氏を完全に疑っているし(アメリカの情報網も尋常ではないからやはり犯罪者なのかもしれないし)今回は曽我さんの家族についてはどうしようもなかったことなのであると僕は考える。これからの情勢を見守るしかないと思う。
以上のことからこれでも小泉総理がしたことは子供の使いと言えるだろうか。個人的には言えないと思うけど・・
とにもかくにも拉致被害者の子供5人が解法されたのは事実なのだし彼らに『ようこそ日本へ!』ってな心持ちで素直に歓迎してやればいいと思う。総理や、日本政府、北朝鮮、アメリカ政府などの様々な思惑は置いておいてである。
皆さんはどう思うでしょうか?
=============================
さて、明日は模試である。かなり忘れていて未完成なのは仕方がないので(何しろ人間は忘れる動物なのだから)今出せる最大限の努力をしたいと思う。
ではでは・・・
確かに事前にお膳立てはできていたのだろう。確かに小泉総理が行かなくて別の人が行ったとしても同じ結果だったであろう。そう、間違いなく小泉総理の頭には自民党のことを考えて参議院選のことがあったに違いない。で、それがどうであれ別にいいじゃないと言うのが僕の感想である。日本として極めて重要な拉致事件が前進する出来事なのだ。日本の首脳が迎えに行って帰ってくることには筋が立っている。総理の思惑がどうであれだ。それに小泉総理だって子がある父親だ。拉致被害者の心境を思っての勇気ある行動だと思っても見たい(あくまで見たいであって現実には違うのかもしれないが)。
しかし、今回の行動は最低の成果であって小泉総理のしてきたことは子供の使いだと言った人がいる。この言葉を聞いて信じられないこと言うなあと思って耳を疑った。なるほど、確かに新たな拉致可能性者の十人の新しい情報を得ることはできなかったかもしれない。曽我さんの家族は戻ってこれなかったかもしれない。でもだ、でもこれは一気に解決するには大きすぎる問題なのではないのだろうか。まず前者の話だが今回は総理はその話を持ち込めなかった。総理も当然馬鹿なはずがなく話をする機会を伺っていたに違いない。しかし、そこを曽我さんの家族を説得してみませんかといわれたら拒めるはずがないのである。なぜって?もしそこを強行してそれは後にして十人のことについて話したいと総理が言ったとする。すると相手はこう言うかもしれない。あなたはあれほど拉致被害者の家族を返して欲しいし、我々はそうしなければならないと言ったのにそんなありもしない話で我々の好意を無にするのか。そんな信用できないような人にはうちの民を渡すわけにはいかない!!っと話がおじゃんになる可能性があったはずである。で、あるから今回はしょうがないのであると僕は思う。しかも、向こうは合同捜査することを認めているのであるが、日本のほうが信用できなくて認めていないのである。もちろん信用できないことなのだが、そう切り出されていては話をうまい方向に持っていくことは難しいだろう。北朝鮮の外交手腕が少し勝っていたのである。(現時点では・・)
まずは、日本サイドの足並みを揃えることが重要であろうと思う。
後者だが、これは曽我さんの夫が問題である。脱走罪、反逆罪などの罪がある曽我さんの夫であるジェンキンス氏を小泉総理は全面的にサポートすると説得時に言ったそうだが、それは彼が無実の場合に限ることだと僕は思う。もし、本当に彼が自ら進んで亡命したのだとすると、日本政府は何の口出しもアメリカ政府に言うことはできないであろう。もしそれをするとしたら、おかしな話であることは明らかである。整理するとアメリカの重犯罪者が日本の可哀想な被害者の夫だから情状酌量して欲しい、そう言っているのである。めちゃくちゃな話である。というか、無理に決まっている。法が一個人のために曲げてしまったら社会秩序を壊してしまうのだから・・。曽我さんには悪いが今回はしょうがない事だと思う。北京で会う約束をしただけでも大きな成果である。(そのときアメリカが何もしないとは思えないが・・)
といってもこれは彼が犯罪者の場合である。彼が無実の可能性があるのは例の置き手紙が偽物の可能性があることからも明らかである。ロバートとしか言われていない人が別の呼称で署名することもおかしく、その意味で彼は無理やり連れて行かれた可能性はあるだろう。それにアメリカにうんざりしていて亡命しようと思ったとしてそれが北朝鮮と言うのもおかしな話である。よって彼が無罪の可能性は大いにあると個人的にはある。では、彼が総理の前で自分は無実なんですとなぜ言わなかったのであろうかといわれたらこれまた当然のことである。というのは、話はほぼ間違いなく盗聴されていただろうし、そこで自分が北朝鮮に不利になる話をしたら自分ばかりではなく子供に危険が及ぶ。もしかしたら、そんなことを言ったら外交的にお前ら家族は帰すが、お前の発言のせいでまだ残っている日本が未確認の拉致被害者を殺すぞと脅されていたかもしれない。自分の行為で他人を巻き込むことはできないと思うのが人の情の常であるから今回は仕方がないと思う。
アメリカ政府はジェんキンス氏を完全に疑っているし(アメリカの情報網も尋常ではないからやはり犯罪者なのかもしれないし)今回は曽我さんの家族についてはどうしようもなかったことなのであると僕は考える。これからの情勢を見守るしかないと思う。
以上のことからこれでも小泉総理がしたことは子供の使いと言えるだろうか。個人的には言えないと思うけど・・
とにもかくにも拉致被害者の子供5人が解法されたのは事実なのだし彼らに『ようこそ日本へ!』ってな心持ちで素直に歓迎してやればいいと思う。総理や、日本政府、北朝鮮、アメリカ政府などの様々な思惑は置いておいてである。
皆さんはどう思うでしょうか?
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さて、明日は模試である。かなり忘れていて未完成なのは仕方がないので(何しろ人間は忘れる動物なのだから)今出せる最大限の努力をしたいと思う。
ではでは・・・
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